西原式で育てた我が子、満3歳2ヵ月で幼稚園生活が始まりました。
早速、一般的育児の洗礼を受けています。
しかし、相変わらず家では西原式を貫き通しているので最低限の洗礼のみで済んでいる、
ダメージは少ないのではないかと個人的には思います。
そんな幼稚園生活の様子をかいつまんでお伝えしたいと思います。
2歳半で腸は完成し色々食べられると思ってた
腸のあみ目が細かくなってきたら「あれもこれも食べたい」と言い、
実際に食べられるようになると思いきや、現実は違いました。
まだミルクも欲しがりますし(量は減っていますが)、
ご飯・みそ汁・少しの野菜・少しの魚・果物・米粉パン 辺りでとどまっています。
自分で口に入れてもいらないと言い、食べない。
食べても鼻水が出る・・・と進んだり戻ったり。
もともと消化能力は低そうだと感じてはいましたが(私もそうなので)、
西原式のサイトで確認してみると、以下の文章が。
「ひとの授乳期間は最も早くて2歳半、最も遅くて5歳迄です」
(引用元:西原ワールドアート医研)
5歳迄乳幼児の腸は様々な腸内の常在性のウイルスや黴菌を吸収する
(引用元:赤ちゃん相談室だより第17回)
なるほど、2歳半は赤ちゃんの完成の時期であって幼児は幼児でまた違うのだ!
と気が付きました。
・5歳までは腸のばい菌を吸収してしまうから、口に入れる物の温度や内容に注意
長かった2歳半を過ぎても、5歳までの道のりは続いていました(汗)
次の目安は5歳か!!
という訳で、私ずーーーーっと西原式やっています。
前振りが長くなりましたが、子どもの食事について書いていきますね!
園の前後にミルク
朝起きてまずはミルクです。
ミルクを2回飲む時もあれば、ミルク1回+ご飯の時もあります。
そして、昼食。
我が子はアレルギーがあるので手作りのお弁当を持って行きます。
こんな感じで、質素です。
米・米粉パン・いも・魚などほぼ毎日同じものを詰め込んでいますが、
子どもに聞くとこれがいいようです。
その後も「海苔はいらない」、野菜を入れても「いらない」と言われてほぼ白い(米・米粉パン)弁当です。
お弁当は冷めてしまうので(保温タイプのにしようとしましたが、本人がプラスチックを希望)、
せめて水筒はと重たい魔法瓶を首からぶら下げて通っています。
周りの子はプラスチックの軽そうな水筒を持っていますが、
夏でもぬるいお茶を入れた水筒を持たせています。
ミルクは外国人にとって割と一般的!?
ここで少し脱線しますが、子どものクラスメートで外国人の子がいます。
その子が給食を全然食べないと親・先生が話しているのが聞こえました。
(母親):「はい」
と言っていました。その時点で、3歳半位。
給食を全く食べない位普段からミルク飲んでいるのか!?ともう興味津々。
通っている幼稚園は外国籍の子も多いのですが、
外国人ママがベビーカーの中でミルクを飲ましている姿を発見!
どうみても2歳は超えている・・・!
お母さんも堂々としていて、これが日常なのかと悟りました。
日本は早々に母乳やミルクを卒業させるけれど、外国では西原先生の本にあったように
離乳の考え方そのものが違うのかと思いました。
西原式は日本の中にいるとマイナーに思えるけれど、
世界的視点から見たら違うのかもしれませんね!
話がずれましたが、幼稚園が終わり家に帰ってからもミルクで栄養補給します。
幼稚園に迎えに行った時の第一声が「ミルク!」という時もあります。
疲れた時は消化が簡単ですぐにエネルギーになるものがいいですよね。
消化能力が上がり様々な食材を食べられるようになる=自然にミルクを必要としなくなる
と思っているので気長に待とうと思います。
このような質素+ミルクの食事でも体型は標準でスクスク育っていますよ。
夏でも長ズボンで浮いている(見つけやすい)我が子
通っている幼稚園は、私服+スモックというスタイルです。
ですので、我が子はいつも長袖(7分)・長ズボンゆるゆるスタイルで通っています。
が、ある時持ち込みの長袖ではなく、半袖・短パンで帰ってきたことがあったのです!
私が予備の着替えを夏用にしていない(うっかり)と思われて、
ご厚意で園の洋服を貸して下さいました・・。
これが普通の感覚なのね・・とそこから半袖は解禁しましたが、下は長ズボンを死守。
周りは皆半袖・短パン。寒そうだな~と思いながら長ズボンのうちの子を眺めています。
(ピタっとした素材や形状ではないので、風は通る)
しかし、運動会でハーフパンツを履くことになりました。
普段短パンは履かせていないので、練習で履かせようとしても嫌がります。
腹巻をしてもおまたがスースーして寒そうだな~
せっかくの運動会なのにこれでお腹痛くなるのもな~と考えた結果・・・
パンツを2枚履かせました!(笑)
これで何事もなく運動会は終了できました。良かったです。
食・骨休めで体調の波を食い止める
初めての集団生活、入園当初はよくかぜをひいていました。
しかし、高熱は出ず、微熱・鼻水・咳でおわります。小さめのものもらいもできましたが。
心がけていた事は、消化にかかるエネルギーは最小限にして、とにかく休ませました。
・消化が難しいものはあげない
・温かいゆるい服装
・過度な運動はさせずに休ませる
習い事も、させていません。
という感じでこれまで通り西原式を貫いているので、体調を崩してもそこまで長引かずに回復できていますね。
やはり、給食をお弁当にしているのが大きいと個人的には感じます。
腸に負担がかかっていないので、寝ている時は赤ちゃんの時のようにパッカーンと上向き寝をしています。
上向き寝だと自然と鼻呼吸になるのが嬉しい。
便秘になるとお尻を上げて正座のようにして眠るので人間の体って正直だとつくづく思いますね↓
このように書くとうまくいっている感がありますが、
次は、失敗したと悔やんでいることがあるのでお伝えしますね!
歯について
これまでミルクを飲ませてきましたが、毎回同じ時間に一定量飲むというよりも、
飲みたい時に飲むスタイルで母乳育児の延長としてミルクをあげてきました。
私の場合そのツケが、虫歯です。
砂糖をあげていなくても、虫歯ができてしまいました(泣)
ミルクには乳糖が入っているから糖と言えばそうなのですが、なぜか私の頭からは除外されていました。
頻回ミルクだと、
・ミルクを飲むたびに歯磨きは大変、磨きすぎも歯がもろくなる
・前歯(上の歯)にミルクがつきやすい
コップやストローでミルクを飲むよりも、哺乳瓶で飲むのは前歯の裏側にミルクがこれでもかという位つくようです・・・。
でも一番は就寝時のミルクだと思います。
ここで、歯磨きを徹底できればよかったのですが、完璧にはできませんでした。
そんなこともあり、我が子の前歯には虫歯ができてしまいました↓
前歯(左)の脇が溶けている感じ、わかりますか?
これを機に、ミルクは食事の時のみと決めました。
(失敗しないと学ばないものですね。情けない)
あなたのお子さんにはこのような事がないようにお気をつけ下さい。
そうそう、虫歯が一気に進行したのも園生活が始まってからだったので、
休ませることはやはり大事だなと思いました。
休ませた時の回復順位として生命活動に直接影響のない歯は大分後の方っぽいです。
という訳で久々の西原式育児についてでした。
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