「あごニキビに効くならピルを飲みたい」
収集のつかないあごニキビで悩んでいるあなたなら一度はこう思ったことがあるはず。
でも、ホルモン系の薬は副作用が心配で中々初めの一歩が踏み出せませんよね。
そんなあなたに向けて、ピルのあごニキビへの効果・副作用・処方・やめてからの肌についてまとめました。
あごニキビにピルは効く?
ピルを飲み始めてからきた最初の生理時から劇的な効果がありました。
生理前でも肌は全く荒れません!!
以前はニキビが出来てくるともうすぐ生理だとわかる位の肌荒れでしたが、
ニキビはもちろん角栓すらできにくくなりました。
毛穴が詰まらないのでニキビができず、あごから赤みも消えつるつるになり、
他の肌と同じ色・質感でそれはそれは感激しました!
鏡を見るのも楽しいですし、人の顔を見て話せますし、自分に自信も出てきて、
ニキビで悩むことがなくなり「この世の春」という感じで毎日が楽しくなりました。
次は、服用を続ける上で気になる副作用です。
ピルの副作用
副作用は不正出血がありました。
チョロチョロと血が出る・にじむいう感じで2週間程続きました。
よく聞く、むくみ・胃のもたつき・気持ち悪さなどはなかったです。
血栓症は怖いが・・・
私が処方されたピルは「ヤーズ」という名前の超低用量ピルです。
当時、ヤーズ服用による死亡事故はテレビなどでも報道され衝撃を受けました。
2013年6月に血栓症で死亡したとのこと。
比較的年齢を重ねた女性かと思いきや当時の私と同じ20代の女性ではありませんか!!
正直飲み続けていいのかと迷いました。
服用時に呼吸困難やじんましん・ふくらはぎのしびれ、など明らかに危険だと思われる症状が出ていたらもちろん服用をやめていたと思います。
私の場合は、
・生理前の不快症状が少なくなった
・生理痛がとても軽くなった
・生理日がわかり予定がたてやすい
・ニキビで悩まされない
と体・心ともにデメリットよりメリットの方がはるかに多かったので飲み続けることにしました。
血栓症対策は食べ物で気を付けて血をサラサラにする納豆や魚や野菜など食べることで様子を見ることに。
2年間飲み続けましたが、初期に不正出血があったっきりでその後は特になく快適に過ごせました。
次は、ピルであごニキビ自体はどうなるのかです。
ピルであごニキビは治る?
ピルを飲んでいる時はあごニキビはできなくなりました。
ですので、あまりにもニキビに悩みしんどくなっている場合は一時的に服用することもいいと思います。
しかし、服用している時は治ったように見えますが、実際は治ってはいません。
そして、いつかはやめる時がくるのですよね(ほとんどの人の場合)
ピルはもともと自分の体の中で作れなかったホルモンを人工的に入れて炎症を抑えているだけの
その場しのぎの対処療法です。
そうと分かっていながらもニキビができない嬉しさと快適さを手放すことができず、
妊娠を希望するまで2年間飲み続けました。
次は、やめた後の経過です。
ピルをやめたあとのあごニキビ
元の肌に戻りました。
生理前にはあごにぶつぶつと赤い熱を持ったニキビができました。
先月まではつるつるだったあごが1か月でぶつぶつになり、
またうつむき気味で人の目を見られない本来の自分に戻りました。
当たり前ですよね、ニキビの原因を解決していないのですから。
あくまでもピルは対処療法をして割り切り、
食べ物・運動・冷え対策などでニキビケアを徐々に進めていくのが最善策だなと今になっては思います。
では、次は処方についてです。保険適用とは言え費用は気になる所ですね!
処方について
◆費用
ヤーズは保険が適用されるピルなので、ピル自体は月2500円程度でした。
その他には、医療機関によって半年に一回血液検査があり、検査代・診察代などかかります。
◆ヤーズを処方されるかは医師の判断
あごニキビ対策にヤーズを飲みたい方もいらっしゃるかもしれませんが、
残念ながら日本ではニキビの薬として処方はされていません。
ヤーズは生理痛や月経前症候群(PMS)などの治療として処方されます。
また、生理痛でヤーズを希望しても医師の判断で他のピルを処方される場合もあるので難しい所ですね。
それでは、最後にまとめます。
まとめ
あごにきび対策でヤーズを服用した効果
・ヤーズのあごニキビへの効果は1か月目(シート目)からあり、ニキビは消え肌が劇的にきれいになった ・副作用は不正出血のみ ・服用をやめれば今まで通りにあごニキビはできる ・費用はピル代は月2500円程度。その他に診察代など ・ヤーズを処方されるかは医師の判断による→ピルを服用しながら少しずつ体質改善するのが将来的にもおすすめ |
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