毎月子宮を 「ぎゅっ」 と握りしめられるような痛みで苦しんでいませんか?
生理痛はあなたが食べている物によって引き起こされている可能性があります。
一時しのぎで薬を飲み痛みをやわらげるのではなく、
生理痛そのものがおこらないようにしたいと試行錯誤の上たどり着いた経験談をお伝えします。
生理痛はなぜおこるのか
結論からいきます。
生理痛の原因は、以下だと私は思います。(文献と経験から)
それにより、痛みのもととなる物質が放出されるため

食べ物とは意外ですよね!早速、見ていきましょう。
まず「エストロゲン」というと、女性ホルモンのことで、
肌をツヤツヤにしてくれたり精神を安定させたりする良いものと聞きますよね?
それが、増えすぎるとトラブルのもとになるのです。
エストロゲンの働きは子宮内膜を厚くして妊娠の準備をします。
よくふかふかのベッドを作り赤ちゃんを迎える準備とたとえられますよね。
生理痛で悩んでいる人は必要以上にこのベッドが厚くなりすぎています。
妊娠しなければベッドは必要ないので撤去されますが(これが月経)、
この撤去はベッドが厚いほどふかふかであるほど、
エネルギーも時間も必要になり体は疲れ、痛みが出てきます。
単純に重いものを移動するのって大変ですよね!?
これが生理痛です。
エネルギーが大きければ大きいほど痛みの物質も出るので、
子宮の痛みだけではなく、頭痛や吐き気なども出てきたりするのです。
まとめると、
↓
子宮のベッドがふかふかで分厚くなりすぎる
↓
生理時のベッドの撤去が大変
↓
生理痛や不快症状が出る
ということです。
では、生理痛の原因になっている食べ物はどのようなものなのでしょうか。
エストロゲンが過剰になる食べ物とは
エストロゲンは卵巣で作られるホルモンで原材料は脂肪です。
つまり、高脂肪の動物性食品をたくさん取っているほどエストロゲンは過剰になります。
たとえば、以下のものです。
・肉(特に脂身)
・魚
・卵
・油脂(マヨネーズ・マーガリン・ショートニングなど)
他にも、エストロゲンに影響するものは以下の通りです。
・精製されていない食べ物(白米・白いパン)
・カフェイン(コーヒー・紅茶・栄養ドリンクなど)
・アルコール
・豆乳の過剰摂取
・・・なんだか食べられるものを見つける方が大変になってきましたね(泣)
では、どのような食事にすればエストロゲンが過剰にならず、生理痛も軽くなるのでしょうか?
解決策となる食べ物とは
それは、植物性食品中心の食べ物です。
具体的には、
野菜、青魚、豆類、木の実、穀物、果物、雑穀など、低脂肪で精製されていないものです。

つまり和食中心のヘルシーなメニューですね!
これらの食べ物がなぜ生理痛に効果があるのかと言うと、
①食べ物によって作られるエストロゲンの量が過剰にならない
②食物繊維が余分なエストロゲンを体外に排出してくれる からです。
和食を食べていれば、痛みのもとになるホルモンも作られにくく、
動物性の食べ物をいくらか食べても、食物繊維の働きで余分なエストロゲンは自動的に体の外へ出してくれるということです。
食物繊維というと便秘対策を思い浮かべますが、海藻類やゴマ、意外な所できなこにも豊富に含まれています。
しかし、動物性食品(肉・魚・卵・牛乳・チーズ)には食物繊維は入っていません。
なんと、0なのです!
これはどういうことなのかと言うと、
「コテコテお肉たっぷりチーズのせ」という美味しくて魅惑的な動物性の物ばかり食べていると、
エストロゲンが過剰になり、体の外へ勝手に出ないので、生理時の痛みにつながってしまうということです。
食を変えることは中々大変ですが、ストレスそのものもをなくすことや運動よりも手軽で効果が出やすいと感じています。
こんな事から少しづつはじめてみて下さい。

体は正直です。少しずつでも継続すると変わってきますよ
食べ物と生理の関係(私の場合)
●高脂肪食品ばかりの頃
チーズケーキをはじめとする乳製品が大好きで、砂糖中毒でもありました。
食事は丼ぶり物が好きで今思うと高脂肪のものばかり。
野菜や豆・海藻類は少ししかとっていませんでしたね。
もちろん生理痛もPMSもあり、いつもイライラしていました。
痛み止めの薬も効かない(多少軽くはなるけれど痛みはある)。
毎月ひどくなる痛み。
経血も黒く・塊もあり・1週間以上ダラダラと続いていたので、
これは危険だなと感じ婦人科通いをしていました。
危険だなと思っても、当時は原因の1つに食べ物があるとは考えもしませんでした。
後に子宮内膜症とわかり、ピルを2年間服用していました。
●出産後、食生活を改める
母乳をあげる為食生活を見直しました。
乳製品を食べると、乳腺炎になったので仕方なくですが・・・。
乳製品や砂糖は完全にやめておらず、し好品程度に食べていましたが、
以前に比べると食べる量は大分減りました。
そのおかげか、生理が再開すると痛みはあっても薬は飲まなくてよい程度にまでなりました。
●現在
乳製品断ちをし・小麦粉・白砂糖は食べないようにしています。
肉、魚は適度に食べています。
野菜と豆類を増やしました。
完全に植物性の食生活ではないですが、継続できる位にゆるく取り入れています。
この食生活を3か月程も続けると、生理痛はほとんど感じなくなりました。
今までのような子宮がズキズキ・ぎゅっと絞られ動けなくなるような痛みはなくなり、
出血の日数も減りました。
PMSについても、
今までは落ち込みが激しく生理前は泣いていたのに(スッキリするので)、
モヤモヤする位まで軽くなりました。
植物性の食べ物中心にすることで、
生理痛の他にも体が軽い・眠くなりにくい・思考がクリアになるなど
メリットは大きかったのでおすすめです。
今回の記事はこちらの本を参考にしました。
今まで生理痛でも肌トラブルでも「ホルモンバランスが悪い」という決まり文句で、
「どのホルモンがどうなると悪くなりトラブルになるのか」
まで突っ込んだ記事や納得できる本を見つけることが出来ず、もんもんとしておりました。
そこで出会ったのがこの本です。
食習慣によるエストロゲン分泌の比較の図なども載っており大変興味深かったです。
知るとすぐに行動がかわってくるのではないかと感じた本なので、多くの人に読んでもらいたいと思いました。
それでは、最後にまとめます。
まとめ
生理痛の原因は、食べ物によってエストロゲンが過剰(ホルモンバランスが崩れる)になるため
・食べ物によりエストロゲン過剰→子宮内膜が必要以上に厚くなる→月経時に痛みのホルモンが分泌される ・原因となる食べ物は、動物性食品(乳製品・肉・魚・卵)や砂糖・小麦粉・カフェイン・白米・白パン ・植物性食品(野菜、青魚、豆類、木の実、穀物、果物、雑穀など、低脂肪で精製されていないもの)中心の食生活で生理痛が軽くなった ・軽くなる理由は、脂肪が少ない食事によりエストロゲンが過剰にならない、食物繊維の働きで余分なエストロゲンが対外に排出されホルモンバランスが整うため |
生理の痛みは辛いのですが、悪いものを外へ出そうとする体の自然な反応なのですよね。
痛みは体のSOSのサインなので、このメッセージを真摯に受け取め自分の体ケアをしていきたいと思います。
コメント
[…] 生理痛の原因は食べ物!?ホルモンに影響を与える食べ物とは。 […]
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