市販の手軽に買えるパンをやめたら肌がきれいになる人が一定数います。
でも、パン大好きだとやめるの難しいですよね。つい、食べたくなる!
私、何度もこの誘惑に負けました。
しかし、食べても肌に(ほぼ)影響しないパンもあると知り
大好きなパンを食べながら肌も体も調子が良いというwin-winの関係(!?)を手に入れました。
そこで今回は、
・具体的にパンの何が影響しているのか
・避けるべきパン
・肌荒れしないパン
をお伝えしたいと思います。
パンで肌荒れしやすいのはなぜ?
答えは、腸で炎症をおこしやすい食べ物が入っているからです。
実は、シンプルな食パンも消化が難しい(体に負担となる)材料からできています。
例えば、以下のようなもの。
・乳製品(牛乳・バター・練乳など)
・人工的な油(マーガリン・ショートニングなど)
・人工甘味料
・添加物(増粘剤・乳化剤など)
実際に、市販のスライス食パンの原材料を見てみるとこんな感じ↓
醸造酢加工品/ビタミンC
炎症をおこしやすいものが入っていますね。(太字)
つまり、よく見かける市販の小麦粉・マーガリン・牛乳が入っているパンは肌荒れしやすい
ということです。
朝のパンをご飯に変えるとお肌の調子がよくなる方、実は結構います。
それは、複数の肌荒れ原因物質を食べないようになるので肌の状態がよくなると思われます。
小麦粉だけやめればいいのかと思っていたけれど、なんだか雲行きが怪しい感じですね・・。
という訳で、どの成分が影響しているのかもう少し細かく探ります。
(避けるパン・肌荒れしないパンを見たい方は飛ばして下さい)
パンの何がアカンの?
小麦(グルテン)
まずは、パンのメイン材料の小麦粉です。
日本人は欧米人と比べて「グルテン」を分解する能力が弱い傾向にあり、
グルテンが未消化のまま腸を通過することで炎症が生じます。
普段、小麦を食べて問題がない人でも、胃や腸が弱っていると症状が出ることがあります。
(引用元:小麦は今すぐ、やめなさい/フォーブス弥生)
「腸の炎症」というキーワードがでてきましたが、
この炎症が人によって肌荒れ、ニキビ、かゆみ、湿疹・頭痛などとしてあらわれるようですね。
ここまでは多くの記事にも書いてあり、小麦粉だけ抜けばいいのかとグルテンフリーの道に進む人もいます。
でもそれだけじゃ、肌荒れが解決しない人が(結構)いるのです。
乳製品(カゼイン)
腸の粘膜が弱い人は、グルテンだけでなくカゼインにも反応することが多い
(引用元:グルテンフリーの毎日ごはん/溝口徹)
カゼインというのは乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト・バター・生クリームなど)に含まれるタンパク質です。
こちらもグルテン同様に消化が難しく腸内環境が悪化しやすいです。
腸内環境が悪くなると栄養を上手く吸収できないので肌にまで栄養が行きわたりませんし、
免疫力も下がりニキビや赤み・湿疹もできやすくなりますね。

私は小麦を抜いただけではダメで、小麦+乳製品抜きにしてやっと肌トラブルの出口が見えてきました。
・うどん → たまに食べる
・ラーメン → たまに食べる
これでニキビが良くなる人もいます。
パン完全断ち&麺は控えめで良くなったということは、
小麦粉は多少はOKでパンの中の乳製品や油にも反応していると思われます。
なぜなら、うどん・ラーメンなどの麺そのものに乳製品は入っていないからです。
最近は生乳を使った生食パンなども流行りですから
小麦+乳製品に反応している人 は 実は多い と個人的には思います。
では、どんなパンなら食べていいのか見極め方法をお伝えしていきます!
まずは、NGの方から。
避けたいパン
基本的に、手軽に買えるパン・菓子パン・惣菜パンは避けたいパンです。
避けるパンの目安は、原材料表示の欄をチェックして下さい。
■原材料表示に入っていたら×
・小麦粉
・牛乳(脱脂粉乳・ホエイパウダー)
・バター
・マーガリン
・ショートニング
・ファッドスプレッド
・生クリーム
・練乳
・チーズ
・糖類
・ブドウ糖果糖液等
・ぶどう糖液糖 など
他にも、
■価格が安すぎるパン
■菓子パン
■惣菜パン
には注意して下さい。
で、これらを使っていないパンが肌荒れしないパンです。
そんなパン、存在するのですよ!
肌荒れしないパン
それは、
・ミネラルを含んだ塩(天然塩)や砂糖(甜菜糖、粗糖、きび糖、有機砂糖など)
・質の良い油
・添加物が入っている場合もごく少量
などから作られたものです。
例えばこちらの「お米で作ったしかくいパン」の原材料表示は、以下の通り。

小麦粉やバター・マーガリンなど炎症がおこりやすい物が入っていませんね!
砂糖も白砂糖ではありませんし、油もなたね油。添加物も2つ。
なので、食べてOKと判断します。
実際、私はこちらを食べて新規ニキビできませんでしたよ(超ニキビ肌)
で、ただ米粉パンをそのまま食べるだけでは飽きてしまいますので、
パンに塗るものも乳製品なし(植物性の材料でできたもの)にするとぐっと肌状態が良くなりオススメです。
ナチューリの植物性バター↓(約700円/内容量:200g)
乳製品は入っておらずシアバター・ココナッツオイル・菜種油などでできています。
お砂糖が気になる方は砂糖不使用のジャムもあります↓
(引用元:http://www.stdalfour.jp/)
サン・ダルフォーのジャムは果物を煮詰めて作られています。(100%フルーツ)
砂糖、保存料、着色料不使用! 170gで400円程
初めは物足りない?と思いますが慣れると砂糖なしでも甘いと感じますよ。
一番人気のブルーベリーは果肉がゴロゴロして美味しいですね。
スーパーやカルディ・ワルツ・リカーマウンテンなどで販売されています。
では、最後に米粉パンに代えてどう変化したのか体験談をお伝えします。
米粉パンに代えた効果
小麦粉・乳製品抜きにしたら肌荒れしない体質とわかっていても、中々パンを完全にやめることができず辛かったです。
スーパーの中にあるパン屋の誘惑に勝てず、たまにだからいいか~と行く度(←オイ)に買っていました。
依存性が高いのですよね。
が、3年程前米粉100%のパンが販売されていると知り食べるようになってからは誘惑に乗ることもなくなりました!
それは、肌状態が良い上、胃もたれもなしですし、「米」でお腹いっぱいになりメリットの方が多かったから。
たくさん食べようと思ってもお腹いっぱいになるので胃も脳も満たされました。
そして、この米粉パンを食べてもニキビができないとわかった時は嬉しかったですね。
今はグルテンフリー米粉パン専門店がネット・実店舗とありますので
(ちゃんとおいしくて)我慢なし・ニキビできない の両立が可能な時代です。
米粉専門店の商品は小麦なしに加えて乳製品なしのパンもあることが多いので、
肌にいいパンが見つけやすいです。ぜひチェックしてみて下さいね。
という訳で、パンで肌荒れする仕組み・肌にいいパンの見分け方でした。
まとめ
・小麦(グルテン)、乳製品(カゼイン)、人工甘味料、人工的な油(マーガリン・ショートニング)などは消化が難しく腸内環境悪化につながる(=肌が荒れやすい)
・米粉(玄米粉)や牛乳・バターなしの植物性材料・ミネラルを含んだ砂糖・塩などでできたパンがおすすめ(価格は普通のパンの1.5倍程)
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