もぐら叩きのように治ってはできるあごニキビ。
皮膚科に行っても薬をぬっても治らない。
睡眠・食生活を整えるなど自分なりに試しているのに
ずっと居座り続けるあごニキビに悩んでいませんか。
原因が分かれば対処できるのに分からないもどかしさといったら!!!!!
でも、原因がある所に結果ありき(と人は言う・・・)
今回はひょっとしたらコレじゃない?
というマニアックな原因を1つずつ考えていていきたいと思います。

私の17年分の経験談や口コミから少し深く突っ込んでいきますよ~!
乳製品の摂り過ぎ
あごニキビで悩んでいる人が好きな食べ物第1位が、乳製品だと感じます。
チーズがたくさんのったピザやグラタン、カフェラテ、クリーム系お菓子が好きではないですか?
100%やめるまではいかなくても一定期間控えてみると、
ニキビの勢いがなくなったり、自分の胃腸の許容量が分かるので
代替品を試す価値はあると思います。
小麦粉の食べ過ぎ
乳製品と同じ位あごニキビと相性が悪いのが小麦粉です。
あなたは朝食はパン派ですか?朝にパン、昼パスタ、夜お好み焼き
と、いつの間にかたくさん食べてしまっているのが小麦粉なのですよね。
パン派の人は小麦粉から米粉のパンにしてみるのが一番手っ取り早いと思います。
米粉パンはボソボソとか、固いとかよく言われますが
最近のはフワモチな感じで美味しい商品もたくさん出てきました。
白砂糖によるビタミン消費
甘い物を食べると疲れが吹き飛びますが、
白砂糖は体内でエネルギーとなる時にビタミンBや骨に蓄えらえれているカルシウムを消費します。
脂漏性の顎ニキビのあなたに特にお伝えしたいのが、ビタミンB2とB6不足の可能性有り!
この2つが不足すると皮脂が出やすくなったり皮膚の生まれ変わりがスムーズにいかなくなるので要注意!
まずは、砂糖の種類をかえてみましょう!
プロテイン
もしかして、ホエイプロテイン飲んでいますか?
ホエイプロテインは牛乳由来ですので、ニキビ肌の人とは相性が悪いです。
美肌になりたいから飲んだのにニキビができてUターンしてくるという人多し!
でも、質を見極めればOKで、コツがあります↓
ココナッツオイル
次は植物由来のオイルとして人気のココナッツオイルです。
甘~い香りがザ常夏の感じで癒されますよね。(無香タイプも少なからずありますが)
最近では植物性バターやケーキにも入っています。
冷やすと固まる性質がありローケーキ(加熱しないケーキ)には大活躍なのですが、
冷やすと固まる性質=毛穴でも固まりやすい・詰まりやすいのです。
成分を見てみると、お肉の脂身と同じく飽和脂肪酸が多いので、
男性ホルモンを刺激してしまい皮脂分泌が増える可能性大!!
ニキビ肌には注意が必要なのです。大好きな人も量を減らしてみて下さい。
おつまみ
アルコールのおともと言うと、チーズ・イカの塩辛・豚キムチなど味付けが濃いものが多いですよね。
美味しいのですが、アルコール自体が男性ホルモンの分泌を促す作用があるので、
ここに塩分の濃いおやじのつまみ食が合わさるとあごニキビへの近道となりえます。

ピザ・ビールを食べる時はその前に野菜をたっぷり食べて体への負担を減らしましょう。
おすすめは枝豆や野菜スティックですね!(←でも、これじゃ満足できないのですよね・・)
豆乳
豆乳は女性ホルモンの働きを促すのでたくさんとりましょう!
と言われますよね。
ここに落とし穴があります。
過剰摂取による悪影響が出る人もいるのですよ。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは確かにエストロゲンに似た作用もありますが、
一番大事なのはバランスです。
エストロゲンとプロゲステロンの分泌バランスが整うことにより美肌効果が期待されます。
豆乳で分泌が増えるのはエストロゲンの方だけ。
つまり、とりすぎはホルモンバランスが狂うもと。
エストロゲンが(プロゲステロンに比べて相対的に)増えすぎることにより、
生理痛・頭痛・吐き気・倦怠感・生理周期の乱れが出てくると最近明らかになってきました。
(エストロゲンドミナンス・エストロゲン優勢)
事実、私もニキビに良いと思って無調整豆乳を飲んでいたところ、生理が遅れたのです。
和食をとっていれば大豆は適量とれます。
味噌、しょうゆ、納豆、豆腐などを食事に適度に取り入れるだけで充分です。
これからは取り過ぎに注意して下さい。
豆乳が好きな方は、他の第三のミルク(ライス・アーモンド・オーツ・ヘンプ)を取り入れると良いかと思います。
カフェイン
これは意外ですよね。
カフェインは鉄の吸収をさまたげる働きがあるので、
摂りすぎは鉄不足となりニキビにつながりやすいのではないかと感じています。
(皮膚の材料=タンパク質+鉄。鉄がないとすみずみまで栄養がいきわたらない)
一杯分の飲み物に含まれるカフェイン量は少しでも塵積(ちりつも)って山となるです。
栄養ドリンクやコーラにも入っていますので、飲みすぎには気を付けて下さいね。
消化能力を超えた食べ物
ニキビができる時、花粉症のように一定量を超えると(解毒量を超えると)出てくるものだと思う時があります。
ニキビは氷山の一角。
で、何が自分に合っていないのか判断する方法で一番分かりやすいのが、
あなたの好きな食べ物です。
好きで、良く食べているものは何ですか?
揚げ物ですか?美味しいですよね。
やめなくていいのです。揚げる油の種類(品質)を変えるとニキビが良くなる場合があります。
惣菜を購入する際に、自然食品店のものにしたら肌のテカリ具合が変わったのですよね。
驚きました。
冷え
冷えは、あごニキビと多いに関係があります。
冷えていたり、元々低体温では体の臓器は正常に働かずホルモンも運ばれにくいですよね。
当然、女性ホルモンを分泌する卵巣の働きも悪くなりホルモンバランスが乱れてきます。
また、血液・リンパ管の流れが悪くなることで老廃物がたまりやすくなり、
免疫力が下がってあごニキビ自体ができやすくなりますね。
運動が苦手な人も、お風呂の湯舟には浸かり血流を良くしましょう。

ちゃんと首(肩)まで浸かって顔周りも温まってから出て下さいね!
■肩甲骨を動かす
運動すると言っても球技ではなくウォーキング位、普段はデスクワークというあなたは肩甲骨周りの血流が悪くなっているかもしれません。
いつも肩がこっていたり、巻き肩だったり猫背だったりしますか?
肩まわりが凝り固まっていると血流・リンパの流れが悪くなり老廃物が溜まりやすくなります。
(顔のたるみやニキビにもつながる)
実はあごニキビに悩む方で、肩甲骨バッッキバキの人多いのですよ!
こちらのストレッチがおすすめです。
■体を冷やす(陰性)食べ物を避けよう
バナナは南国の食べ物ですから体を冷やす作用があります。
食べるとしたらそのままではなくパウンドケーキなどに混ぜて焼いて食べるのがオススメです。
豆腐・豆乳は体を冷やす作用があります。
せめて湯豆腐(鍋)やホットにして楽しんで下さいね。
食べ物は口から一気に内臓に入って体の温度を下げますから、気を付けましょう。
過保護スキンケア
あごニキビが治らなくてスクラブ洗顔・ピーリングなどやっていませんか?
歯磨き粉や重曹を塗り込むケアも流行っている時ありますよね。
治したいからと熱心に取るケア・塗るケアをし過ぎると皮膚が次第に弱く薄くなっていくことがあります。(通称ビニール肌)
弱くて薄い肌だと、少し刺激を受けただけで赤くなったりニキビができてしまうことがあるのですよ!
私の場合、あごに髪の毛がつくだけでかゆくなっていました。
□保湿しても乾燥する
□乾燥して突っ張るのにニキビができる
□肌がうすくて赤い、赤黒い
□肌が常に突っ張っている
これらに当てはまる方はスキンケアのし過ぎに注意してみて下さいね。
まとめ
・乳製品の取り過ぎ(代替ミルクや植物性チーズなどを活用)
・小麦の取り過ぎ(米粉パンやフォーなどを活用)
・白砂糖によるビタミン消費
・ホエイプロテイン
・ココナッツオイル
・味の濃いおやじのつまみ食
・豆乳
・カフェイン
・許容量を超えた食べ物(消化が難しい油など)
・冷え→血行不良はホルモンバランスが乱れやすい、老廃物も流れにくくなる(肩甲骨回し)
・やり過ぎスキンケア
参考文献
1)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32941710/
女性のためのナチュラル・ハイジーン/松田麻美子著
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