食生活を変えると言うと栄養のある肌に良いものを積極的に摂るというイメージですが、
私の場合逆でした。
肌(体)にとって害となるもの・体質的にあわないものをやめたら(控えたら)
ニキビもよくなり肌もふっくら健康的になりました。
キーポイントとなる3つの食材について、根拠とどのように実践していったかをお伝えしたいと思います。
食生活で肌が変わった
これまでのニキビ経過を簡単に説明すると、
繰り返しできるぼこっとしこりのある痛いあごニキビ。
生理前には必ずできて生理後になると一端マシにはなりますが、決してしこりはなくならない。
ニキビで肌はいつもかゆくて化粧しても隠せてない所か悪目立ち、
一端できたら巨大な黄色ニキビになって爆発するまで治らない。
もちろん皮膚科の薬も漢方薬もエステにも通いました。
でも治らない。いつもできる。もぐら叩きにもいいかげん飽きた。
私のあご見て驚いた表情されるのも疲れた。
一体どうすればよいのかと悩むこと17年。
今では原因が分かったのでできなくなりました。
肌の奥からのムズムズした「ニキビができそうな予感」もないのです。
で、何をやめたのかというと小麦・乳製品・白砂糖です。
100%やめたという訳ではありませんが、
たまにの外食・人のご飯を頂く時に食べてもできなくなりました。
なので、やめなくても控えるだけで効果が出る人も多いと思われます。
効果は人それぞれですが、私の場合すぐに出ました。
食べ物を変えて次の生理時の肌状態が全然違うと思ったのです。
・しこりニキビにならない
・肌がかゆい、痛い、ムズムズしないので精神的負担が減る
・ニキビができても以前より小さくて治りも各段に早い
肌の人権が復活した(!?)と思いました
ニキビ跡・赤み・色素沈着がよくなるのは時間がかかりましたが、(まだ多少はあります)
化粧でカバーできますし、ニキビの事を考えなくてよい毎日、
肌状態で一喜一憂することもほぼなくなったので、精神状態も良くなったと思います。
と長くなりましたが、まずは根拠から見ていきましょう。
根拠
ニキビと無縁の人達(パプアニューギニアのキタヴァン島やカナダのイヌイット他)は、
ニキビの原因となる「小麦・砂糖・乳製品」をまったく、あるいはほとんど食べていなかったとしています。(引用元:小麦は今すぐ、やめなさい/フォーブス弥生著)
日本では、アメリカやヨーロッパから小麦・砂糖・乳製品を使った食文化が入ってくるに
ともなってニキビで悩む人が激増したようです。
ハンバーガーや洋菓子・ドーナツは昔はなかったですからね。
小麦・砂糖・乳製品が入り込むと同時に
ニキビ治療薬クレアラシルの売り上げが飛躍的に伸びました。(引用元:小麦は食べるな!/ウィリアム・デイビス著・白澤卓二訳)
私はこれらの書籍を読み、「小麦・乳製品・砂糖」とニキビの関係に納得したのですが、
やはり体感されている方多いようです↓
わかりました❗️チーズ、小麦、揚げ物、砂糖を食べるとニキビ達が立ち上がります❗️❗️❗️色んなもの食べたり辞めたりしてわかった、、ちなみに私はチーズ愛好家人間なので地獄です😸🧀
— 我ン子 (@zawamoli) April 16, 2022
では、なぜ「小麦・乳製品・砂糖」がニキビのもとになるのか。
大きく分けて4つ考えられます。
②小麦・白砂糖は血糖値が上がりやすく男性ホルモンが増えやすい
(血糖値上がる→インスリン放出→男性ホルモン分泌→皮脂増える)
③乳製品はホルモンバランスが乱れやすい
④白砂糖は消化吸収される時に体内のビタミン・ミネラルを消費する(→免疫力が下がる)
小麦粉に入っているグルテン・乳製品に入っているカゼインは分解するのが難しく、
胃腸が弱い人は消化しきれず体は異物とみなすのでアレルギー反応が起こりやすくなります。
(自覚はなくても)
そのアレルギー反応の1つがニキビとして現れている可能性があります。
そして気になるのがこちら↓
小麦製品が合わない人は、乳製品でもアレルギーを起こし、
乳製品が合わない人は、小麦製品でもアレルギーを起こす可能性があります。(引用元:天王寺こいでクリニック)
一度腸の壁が炎症で傷つくと、小麦粉と乳製品両方に反応する方が多いようです。
パンと牛乳という組み合わせ、アカンやつですね(涙)ピザもケーキも!
そしてもう1つが男性ホルモンが増えやすい食事になりがちという点。
男性ホルモンが増えると皮脂の分泌が増えたり毛穴を固くしたりしますから
常時生理前のような肌状態になりニキビができやすくなるということです。
実践
という訳で、私も早速「小麦・乳製品・(白)砂糖なし」の食生活試してみました。
甘味料すべてカットは難しいので、ミネラルを含む茶色の砂糖ならどうだろうか?
と試したみた所ニキビがほとんどできません。
この結果に一番驚いたのは私自身。
これまで散々ニキビ対策でお金を使ってきたけれど、
一番お金を使っていない方法でニキビができなくなるとは思っていませんでしたから。
そして快進撃(!?)は続きます。
あらゆる痛みからの解放
私の場合、あごにできるしこりをもつニキビはさわらなくても痛く
だんだん大きくなるにつれて熱をもち痛みも強くなるので辛かったのですが、
この不快症状が出なくなったのは大きいです。
更に、
生理痛も減りました。(ホルモンバランスが良くなったと思われます)
元々子宮内膜症で
高校生の時から生理時には子宮を「ぎゅっ」と握られてねじられるような痛みがありました。
薬を飲むと痛みの強さは引きますが、痛みそのものが引くことがないのです。
根本的な原因が解決されていないまま、ごまかしながら生きてきたのですが、
これがとても楽になりました。
精神的なイライラも大分よくなって(血糖値の上げ下げが少なくなった効果と思われます)
生理前の落ち込みも減りました。
生理というと月に1回、PMSの症状も含むと月の1/4は辛い訳ですから
この不快・痛みがなくなるのはとても大きくて生活の質は確実に上がりました。
その他にも
食後に眠くなりにくい
頭痛が減った など
苦痛からの解放は続きます。
腸内環境は脳にも影響を及ぼすということを自覚する位、思考がスッキリ(モヤモヤやボーットするのが減る)してきたのです。
でも、一番は精神的苦痛からの脱却でしょうか。
・前(正面)を見て歩く
・人と目を見て話す
・人と遊ぶ約束をする
・好きな服を試着する(試着室の鏡でニキビに目がいき凹むことがなくなる)
・美容室に行きたい時に行く
肌(ニキビ)のことを考えないで過ごせる 予定を立てられること が
単純に嬉しかったです。
こんな日がくるなんて思っていなかった
なので、私にとっては肌が変わったのはもちろんですが人生レベルで状態が良くなったと大げさですが思います。
で、肝腎の 何を食べればいいのかですが、
たとえ美肌や健康的になったとしても、小麦・乳製品をやめるなんて苦行以外の何でもない!
肌に良くてもまずいのなんて食べたくない!
食べる楽しみがないなんてつまらない!
と私も思っていましたが、最近植物性食品の人気・小麦粉高騰により一気に商品が増えたのです。
ケーキ(ローケーキ)もクリームパンも小麦・乳製品・白砂糖なしの商品ありますよ~!
何から始めるか
「小麦・乳製品・白砂糖断ち」を一気に進めると挫折しやすいと思います。(経験より)
私は一切取らないのではなく代替品を試しながら・ごまかしながらやってきました。
じゃないと精神が崩壊します。
これまで試したのは以下の通り。
■砂糖入りのジュースはやめる
■自炊する時は白砂糖はやめてココナッツシュガー、アガベシロップ、みりんをチョイス
甘いのも欲求はたんぱく質や鉄が足りていない事も要因の1つにあるので、
卵を多めに食べたり、間食はささみサラダを食べてから甘い物を食べるなど試行錯誤しながらすすめました。
■牛乳を控えていく

自分好みの植物性ミルクを探せると次第に控えられます。
■小麦粉パンを少なくして米粉パンを食べる
牛乳・パンの壁を超えられると一気に進みました。
■チーズを愛している人はこちら

■たまには植物性バターを試しながら

■グルテンフリーのお菓子をチェック

どの位たべるとニキビが出てくるのか が分かればやる気が出てきます。
次第にコントロールできてくると思いますので、無理せずやってみて下さいね。
私は、食べたものが肌に出るというのはこれか、肌は正直だなと感じました。
苦痛は最初だけで、意外と慣れるものです。
3日坊主でも、しばらく休んで再度始めてもいいと思います(何回も挫折している人より)
という訳で、最後にまとめます。
まとめ
・これらの食品は(遅延型)アレルギーを起こしやすく腸内環境が悪化しニキビにつながりやすい
・血液中の男性ホルモンも増えやすく皮脂分泌も増えニキビにつながりやすい
・植物性のミルク・バター・チーズ。小麦粉をつかわないパン、お菓子など代替商品は増えつつある
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